Well-being, Well-aging
ウェルエイジング経済フォーラム
100年時代、私たちはどう生きていくのか。
ジェンダーフリーの次は、エイジフリー
年齢に対する価値観を変え、
生き方や働き方、制度政策を変え、
少子高齢社会をリデザインする。
For Wellbeing & Sustainability
写真:2022.11.30 ロンドンビジネススクール教授 リンダ・グラットン氏
About us
Well-being, Well-aging
ウェルエイジング
経済フォーラム
Healthy & Positive Aging Initiative
Public & Private for good
人類初の少子高齢化という世界共通の課題先進国、日本におけるWell-beingをどう高め、次世代にどんな未来を受け継ぐのか。組織・業界の縦割りや年齢・立場の横割りを超え、官民の知と志を融合する全世代型の共創・公益プロボノ団体です。*2009年よりボランタリーで継続してきた官民 政策座談会を基盤としています。
■ウェルエイジングとは
Well-being × Healthy Aging (Active & Positive aging)
生涯を通して、自らの価値と尊厳を感じられるように。
いくつになっても精神的・身体的・社会的ウェルビーイングを保ちながら、心豊かに歳を重ねること。
SDGs及びSDGs第二版*では、生涯を通じた心身の健康とそれを支えるイノベーションや経済、官民パートナーシップ、エイジズム(年齢差別・偏見)による分断をなくすためのマインドセットの重要性が提唱されています。こちらにウェルビーイングを掛け算したのが当フォーラムが提唱するウェルエイジングです。
*SDGs及びSDGs2nd edition 'Decade of Healthy Ageing2021-2030'のHealthy Ageing 、GCOAのHealthy and Active Ageing
■VISION 目指す世界観
For Wellbeing & Sustainability
ジェンダーフリーの次は、エイジフリー
100年時代、年齢や性別の枠を超えた生き方、働き方ができる共生・共創社会へ
年齢や性別、立場の枠を超え、全世代の人々がつながり、①年齢を重ねることをポジティブかつ楽しみながら向き合い、②健康に長生きし、③安心・安全に暮らし、④自らも成長を続けていきながら、いくつになっても好きな仕事や活動を通して社会に貢献する、そういう未来を共に創っていきます。
■PURPOSE 設立趣旨
Re; Designing Japan
年齢に対する価値観を変え、制度政策を変え、超高齢社会をリデザインする
2000年以降に生まれた人の平均寿命は、107歳
現在、女性の半数は50歳以上
2035年、男性の3人に1人、女性の5人に1人が50歳時点で未婚
2040年、一人暮らし世帯は40%、2050年には48%というソロ時代に
2050年には自治体の4割以上が消滅
社会保障をはじめとした社会の仕組みと共に、年齢に対する価値観のアップデートが必要
かつてないほどの速さで技術革新と長寿化・出生数の低下による高齢化が進むなか、2024年には6人に1人が75歳以上、2050年には3人に1人が高齢者(65歳以上)となり、2000年以降に生まれた人の平均寿命は107歳*になる見込みです。2020年から女性の半数は50代以上となっており、未婚者は増加の一途を辿り、2040年には一人暮らし世帯が40%に達し、その半数以上は女性。収入に関わらず、結婚しても産まない選択も増加傾向です。人口・家族・年齢形態や背後にある歴史・文化など様々な角度から見て、高度経済成長期からの「サザエさん」をモデルとした現在の社会保障制度などのルールや既成概念、価値観は過渡期を迎えています。*アメリカのカリフォルニア大学とドイツのマックス・プランク研究所が調査した結果では、日本で平成19年(2007年)に生まれた子どもの寿命中位数※1は107歳と推測
昭和の国民的アニメ「サザエさん」の波平(54)は現代なら74歳で、石田ゆり子さんと同年代。現代人は平均で20歳若返っており、寿命は25~30年も延伸中。
日銀金融研究所によると、当時のおじいちゃん役の波平(54)は、生物学的には現代の74歳。20歳の生物学的な年齢差があり、年々その差は広がりつつあります。個人差も拡大傾向であり、 実年齢が同じ38歳でも、生物学的年齢は実際より若い28歳から老化が進んだ61歳まで33年もの差があったという。医療やヘルスケア研究は進化し、老化を病気として治療するテクノロジーも生まれつつあるなか、このまま寿命と健康寿命、平均年齢と生物学的年齢が上がれば47歳でも若手に入る時代が来るのです。超高齢社会の多様な課題を考え、100年時代を生きる上で、先ずは年齢そのものに対する考え方のアップデートが必要です。
日本にはマクロン大統領(39)*もマリン元首相(34)*も生まれない。タテ割とヨコ割を超えるエイジフリーな生き方、働き方が、挑戦力とソーシャルイノベーション、ウェルビーイングを高める。
「◯歳になったら~できない」逆に「◯歳になったら~しなくてはならない」、「目上は尊重しなければならない」「◯歳以上、以下はお断り」といった年齢・年次、上下関係を基準にして、子どもの頃から自分や他者の可能性に限界、制限を設定していないだろうか。一年遅れるから留学できない、という学生もいれば、大企業や政治政策の業界では年次やポジションなど立場の上下関係を重んじた年功序列・年次主義の横割り文化により若手リーダーが育ちにくく、イノベーションファーストとの掛け声や目玉人事はあるものの、歴史がある規制産業の安定企業ほど実際は上下関係やルールを含め前例主義からなかなか抜け出せていません。また、「女性は年を重ねると価値がなくなる」と女子校生までが思い込むなど、若手でも加齢により自己肯定感が下がるといった日本特有のジェンダー・エイジズムや〇歳以上、◯◯世代以外はお断りというコミュニティさえあるほどの年齢・世代での分断。。そろそろ、日本独特の年齢や年功序列に対する価値観、上下関係・立場のフレームから、これまでの既成概念・あるべき論を見つめなおし、生き方、働き方をエイジフリーかつアジャイルにシフトする時です。幸福度の決め手は、社会的な寛容さ。多世代型・アジャイル型のコミュニティや組織の方がWellbeingが高く、イノベーションが生まれやすい*のです。*組織においては世代の頭数のみではなく中間管理職の柔軟性による:ロンドンビジネススクール リンダ・グラットン教授、チューリッヒ大学、横浜国立大学 二神志保教授より *当選時の年齢
高齢化=衰退とは限らない。世界一の超高齢社会というピンチは、チャンス。
日本の課題解決を、世界の課題解決につなげる。
高齢化=衰退と考えられていますが、イエール大学助教授の成田悠輔氏(当フォーラム第一回でのレク)によると、同じく高齢化しているドイツ、スエーデン、シンガポール、韓国は成長しています。日本は多様かつ複合的な社会課題を抱えていますが、世界一の超高齢国家であることは課題先進国であり、その解決は世界の課題解決につながります。私たちは弱みを強みに、危機をチャンスに、未来へのネガティブマインドをポジティブに変えるべく、次世代に受け継ぐ持続可能な2050未来社会ビジョンとして「エイジフリー社会」*を構想。実現に向け、100年時代に必要なマインドセットとソーシャルイノベーション「エイジテック」双方からアプローチ。年齢に対する既存の価値観、フレームを超えた生き方、働き方ができる社会となるよう、わが国全体の経済、産業、社会、教育など、多方面から取組ます。
■CONCEPT 活動コンセプト
INTEGRACE:Integrate (統合・融合) × grace (品格、知性、長所、平和)
知と志の融合
INTEGRACE(インテグレース)とは、intelligence(知性、知恵、教養、思考力、情報)とgrace (品格、美点、思いやり、長所)を、integrate (統合、融合、調和、差別の廃止)すると言う意味です。文明が異質な文化の融合から生まれたように、人、組織、まち、国それぞれの異なるgraceを引き出し、integrate,させることができれば、新たな文化、社会デザイン、イノベーションが生まれ、周囲に、世界に調和、平和が訪れると願い、2009年より官民 政策座談会をはじめ全ての活動コンセプトとしています。
政官民産学のセクター間、シニアと若年層の世代間、大企業と中小・スタートアップの企業間、国内と海外、既成概念と新たな視点や価値感------あらゆる境界やフレーム、ガラスの天井を越え、知と志の融合、交流・協働・共創を促進する様々な活動をしています。歴史を見れば、異なる文化、文明の融合こそが新たな文化、イノベーションを創造してきたことは明白です。
■ロゴの由来と活動方針
SDGs・SDGs第二版と協調
SDGs ・UN The Decade of Healthy Ageing 2021-2030
SDGs及びSDGs第二版:Healthy Ageing (健康な高齢化の10年 :4つのアクション分野 ①Combat Ageism エイジズムの払拭 ②Environment 環境 ③Integrated health 統合ケア ④long term care 長期ケア)に則り、Healthy Ageing :人々が生涯を通じて価値ある存在であり続け、価値あることができるようにするため、脱エイジズムをはじめとした新たな価値観や環境、機会を創造するため、多角的に推進します。ロゴは無限のSDGsと言う意味です。*Healthy AgeingはSDGsの17のゴールのうち11のゴールに包含され、年齢による分断をしないための指標が明記されています。
理事 杉光一成
金沢工業大学大学院教授
慈恵医科大学客員教授
事務局 原琴乃
外務省 職員
絵本作家
理事 國友洋二郎
ゴールドマン&サックス
マネージングディレクター
前財務省職員
副理事 池ヶ谷あすか
前農水省職員
ロバート・フェルドマン
シニアエコノミスト
東京理科大学特任教授
エグゼクティブ・アドバイザリーボート*敬称略
渋澤 健
コモンズ投信 会長
理事・副理事・事務局TEAM
*ほかメンバー詳細下部参照
梅澤高明
ATカーニー日本会長
CICジャパン会長
島田由香
前ユニリーバ
ホールディングス取締役
住田孝之
住友商事執行役員
住友グローバルリサーチ
代表取締役社長
合田圭介
東京大学大学院教授
UCLA非常勤講師
永山寛理
宮崎県副知事
代表理事/ファウンダー佐藤ゆみ
INTEGRACE 代表
政治アナリスト
パブリックアフェアーズコンサルタント
メンター
事務局 外園駿
東京大学 学生
事務局 太田一平
特許庁 審判官
副理事 金子明彦
IAパートナーズ (旧DBJキャピタル)
シニアディレクター
事務局 富永真之介
総務省 職員
事務局 三浦駿人
財務省 職員
副理事 長江亮介
日立製作所
事務局 河原あゆみ
農水省 職員
大沼信一
UCL教授
理事 今岡植
自由民主党東京第26区支部長
前財務省職員
副理事 窪西駿介
総務省職員
事務局
国土交通省職員
写真 千葉県大山千枚棚田での田植え with 農水省有志 NINO Farm
✖ ∞*無限 =
第1回 官民 政策座談会 司会の佐藤と麻生太郎 外務大臣・井上信治 衆議院議員(2009年当時)
第37回 官民 政策座談会 司会の佐藤と柴山昌彦 文部科学大臣(2018年当時)
第38回 官民 政策座談会(2019年) 牧原秀樹 経済産業副大臣
第36回 官民 政策座談会 司会の佐藤と遠藤 金融庁長官(2018年当時)
経団連 日米文化交流団 日本食文化・礼法講座(2010)
今村聡 日本医師会副会長